機材の高度化と小型化で、人知れず音声を録音することが比較的容易になってきました。
また、ICレコーダーの登場で、以前は不可能だった数時間を越える長時間録音も普通に市販されている機材や、場合によってはスマートフォンのアプリで可能になっており、20時間を越える超長時間録音された音声データも裁判の証拠として提出されることも見られます。
一方、機材の高度化は昔なら職人芸が要求された音声の編集を、市販ソフトと機材を使うことで可能にしてしまいました。
そして、録音媒体がテープからICレコーダーになり、音声がアナログからデジタルデータに変わったことで、編集痕の発見が極めて難しくなってきています。ですので、音声データの有効性は鑑定書の有無に大きく影響されます。
当研究所では、音声データの取り扱いに精通した鑑定人が最新の機材を利用して鑑定いたします。
