某コンビニエンスストアの駐車場で数人の集団による喧嘩が発生。その喧嘩を傍で見ていた集団の一人が暴行の容疑で捕まりました。
証言は食い違っていましたが、コンビニエンスストアの入り口に設置された防犯カメラの画像が証拠の決め手として提示されました。
防犯カメラに写ってる人物の画質が問題となりましたが、そもそもコンビニエンスストアの入り口から出入りする不審人物の撮影が目的として設置された防犯カメラでしたので、撮影状態等を中心に解析を行い、撮影された写真では人物同定は不可能であると結論。同防犯カメラ画像では人物の特定は不可能であるとの鑑定書を作成しました。
裁判の結果、同画像の証拠採用は見送られました。
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