大和科学鑑定研究所

鑑定業務の中で実際に対処した事例の一部をまとめました。

鑑定事例集

筆跡鑑定事例

事例01:捏造された遺言書定

事例02:内容の違う契約書

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音声鑑定事例

事例01:録音された声は誰の声か

事例02:交渉録音音源の改ざん痕

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画像・映像鑑定事例

事例01:防犯カメラ画像を証拠にした冤罪

事例02:科捜研痛恨のミス

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筆跡鑑定

事例01:捏造された遺言書定

1年前に無くなった依頼者の母親。財産分与に関して面倒を見てくれていた次男に不動産と現金を、長男に有価証券を残すと書いた遺言書を作成していました。

しかし母親がなくなった後に、別の遺言書が出てきました。

争点は「母親本人が署名したものか?」と「作成された日付の新しいものはどちらの遺言書か」の2点でした。
先方(長男側)が母親の署名が本人の筆跡であるという内容の鑑定書を証拠として提出されたことの相談をお受けしました。
鑑定の結果、署名は母親本人のものでしたが、日付に書き足しの改ざんを発見。裁判の結果、長男側の遺言書は退けられることになりました。

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事例02:内容の違う契約書

海外某国の企業との大型ビジネス契約。契約を完了したものの、契約履行は難航し、事業は途中で頓挫してしまいました。
そこで、契約書に基づき違約金の請求を行おうとしたところ、先方から内容の違う契約書の控えが提示され、契約内容と違約金をめぐって訴訟になりました。

先方(某国企業側)が証拠として提示してきた契約書の控えを鑑定すると、契約印の印影が微妙に異なることを検出しました。また、印刷文字で作られた文書でしたが改ざんされた痕跡を発見しました。
裁判の結果、先方は改ざんを認めたうえで和解しました。

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音声鑑定事例

事例01:録音された声は誰の声か

浮気による離婚訴訟。妻側から提示された録音データには、走行する自動車内の音、カーラジオから流れる番組、そして男女の会話が録音されており、この男女が誰なのかが問題になりました。

録音された音声から人の声を抽出。その内容と声紋分析により人物の同定を行いました。

ノイズ等をクリーニングした音声から、会話およびラジオの放送内容によって録音日時が明確に証明されました。
女性の声の対照音声データが無かったために女性の人物特定は出来ませんでしたが、依頼者から提示された夫の会話音声を対照データとして声紋分析を行い会話をしている男性が依頼者の夫であることが確認されました。

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事例02:交渉録音音源の改ざん痕

訴訟において、交渉の席での会話の録音音源が先方から提出されたが、自分が記憶している重大な発現が収録されていないと相談を頂きました。
当研究所担当との検討の上で、録音音源の改ざん痕が検出出来るか鑑定を行うことになりました。

録音された音声の中で、想定される「依頼者が発言したはずのタイミング」に該当する部分に対し、ソナグラフ検査並びにソーシャル鑑定を実施しました。

その結果、3か所の候補箇所のうち1か所で、通常の録音では発生しえない音の変化と微弱なノイズを検出、該当発言が削除されている可能性があることを突き止めました。
その後、この鑑定結果をもとに和解交渉が行われ、依頼人に有利な条件で和解が成立しました。

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画像・映像鑑定事例

事例01:防犯カメラ画像を証拠にした冤罪

某コンビニエンスストアの駐車場で数人の集団による喧嘩が発生。その喧嘩を傍で見ていた集団の一人が暴行の容疑で捕まりました。
証言は食い違っていましたが、コンビニエンスストアの入り口に設置された防犯カメラの画像が証拠の決め手として提示されました。

防犯カメラに写ってる人物の画質が問題となりましたが、そもそもコンビニエンスストアの入り口から出入りする不審人物の撮影が目的として設置された防犯カメラでしたので、撮影状態等を中心に解析を行い、撮影された写真では人物同定は不可能であると結論。同防犯カメラ画像では人物の特定は不可能であるとの鑑定書を作成しました。
裁判の結果、同画像の証拠採用は見送られました。

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事例02:科捜研痛恨のミス

某県警が威力業務妨害で逮捕された被告人。店舗入り口の防犯カメラ画像から身長を割り出し、被告人と身長がほぼ一致したことから疑いの余地は無いと思われていました。

提示された検察側鑑定書を精査したところ、身長算出の方法にミスがあることを発見。現地に赴き、現場の撮影と基準となる目印の長さ測定のうえで、同じ資料写真を基に写っている人物の推定身長を再計算。
結果、検察側の計算した身長よりも約11センチ身長が低いことが判明、これほど大きく身長が違えば、ほぼ別人と認定できる旨の鑑定書を作成しました。

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